〜変動する神奈川の大地を科学する〜
HP: es-kanagawa.com
神奈川県は、地球上のプレートが複雑に重なる位置にあり、その地層、地形は現在進行形の地殻変動を生々しく物語っています。動く大地の真相を探究し、神奈川県における地学の進歩および普及をはかることを目指します。
New!イベント報告
神奈川地学会主催講演会「長谷川善和先生、骨を語る」開催
日時:2023年11月12日(日)13:30〜15:00
会場:SEISAミュージアムシアター(神奈川県立生命の星・地球博物館内)※常設展を観覧希望の方は、別途、観覧券をお求めください
講 演 横浜国立大学名誉教授 長谷川善和 博士
聞き手 国立科学博物館 甲能 直樹 博士
司 会 国立科学博物館 真鍋 真 博士

New!活動報告
「ぼうさいこくたい2023in神奈川」へ出展 盛況でした
「ぼうさいこくたい」は、全国の防災に関する活動をしている諸団体の情報交換と交流を目的とした大会で、本年度は9月17日(日)18日(月・祝)の2日間、横浜国立大学を会場に、神奈川県で開催されます。そこで神奈川地学会としても、地学的な見地から、防災への提言をすべく、参加をすることになりました。具体的には、門田真人氏に「関東大震災を引き起こした神奈川の大地と地質『丹沢の谷にサンゴの化石』」、相原延光氏に「複合災害としての関東大震災~地盤災害と同時多発火災~」と「関東大震災の被災地を歩く/関東大震災の震源域の遺構から学ぶ防災」についてj実物・ポスター展示をもとに発表しました。2023.9.25
大会参加者は、一万六千人と発表。多くの人が会場を訪れ、化石、岩石に触れたり、地学会会員との交流を通して、神奈川県の生い立ちと関東地震との関係に興味をもって学ぶ様子が見られました。

大正関東地震が神奈川直下のプレート境界型地震で
あったことを、南海からプレートに乗って運ばれてきた
サンゴ化石などで説明。

教育学部等101講義室後方に貴重な化石類を展示

多くの参観者が視察


堀井学内閣府副大臣も興味深く視察

神奈川地学会ぼうさいこくたいチラシダウンロード
ぼうさいこくたい2023KANAGAWA公式HP
New!活動報告
水の力が育んだ秦野
〜関東大震災から100年、台地の街並みをめぐるジオ散策〜 開催しました

大正関東地震から100年となる節目に秦野をめぐります。水無川扇状地に作られた台地と水利、水道整備や関東大震災からの復興をきっかけとする看板建築といった街並みの歴史など、地学的、歴史的、地理的な視点で秦野を堪能する街歩きをしました。
◇月日:2023年7月9日(日)
◇参加:18名
◇コース予定:秦野駅→弘法の清水(秦野盆地の湧水)→軽便鉄道跡→命徳寺(水無川の河岸段丘と段丘崖)→片町通り(五十嵐商店)→本町四ツ角→鴨居稲荷→イオン(専売局)→さかえちょう公園→曽屋神社(水神)→曽屋水道記念公園→天徳寺→本町小→秦野駅(解散)
◇案内者:田口公則会員(県立生命の星・地球博物館)
報告 2023年度神奈川地学会総会開催 5月28日(日)
全議案が承認され、新年度体制がスタートしました。

神奈川県立生命の星・地球博物館講義室に久々の対面で開会。

2023年度役員挨拶 谷圭司 新会長を代表とする新体制発足。

話題提供 一人15分で多様な地学研究や実践を発表。

笠間友博前会長による博物館周辺巡検
「入生田周辺の堆積物観察会」
投稿募集
会誌投稿募集
神奈川地学会の会誌「神奈川地学」の原稿は随時募集しています。地学に関する論説、総説といった学術性の高い内容のものだけでなく、実践報告、旅行記や参加記、おすすめの本紹介などの投稿も大歓迎です。
1.投稿資格
・神奈川地学会の会員は、「神奈川地学」に投稿することができます。
非会員との共著もできます。
・本会や編集委員会から会員または非会員に投稿の依頼することがあります。
2.投稿原稿の種類
・表紙写真およびその解説 ・論説(研究論文)、総説
・調査報告、露頭などの観察記録 ・教材研究や教材紹介
・講座などの実践報告 ・紀行文 ・参加記
・本の紹介 ・その他、エッセイなど地学に関する記事
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