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神奈川地学会 Kanagawa Earth Science Association

    〜変動する神奈川の大地を科学する〜
       HP: es-kanagawa.com  

神奈川県は、地球上のプレートが複雑に重なる位置にあり、その地層、地形は現在進行形の地殻変動を生々しく物語っています。動く大地の真相を探究し、神奈川県における地学の進歩および普及をはかることを目指します。

New!報告 

講演会「博物館から始める最新恐竜学」開催

子どもの参加も多く、盛会でした!

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👆 👉 ポスターダウンロード

最近,日本国内で多くの化石が見つかっています.神奈川県では恐竜の化石は発見されていませんが,生命の星・地球博物館には恐竜化石の充実した展示があります.そこで恐竜化石を見学できる博物館において「博物館から始める最新恐竜学」と題して講演会を企画いたしました.神奈川県立生命の星・地球博物館との共催事業でです.(2023.1.19)

講 師 真鍋 真 博士(国立科学博物館副館長) 

場 所 神奈川県立生命の星・地球博物館SEISAミュージアムシアター

日 時 2023年1月15日(日)13:30~15:00

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100人を超える応募数で、熱気に満ちたシアター。

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クイズを交えながら、最新の恐竜の知見をわかりやすくご講義いただきました。

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恐竜大好きな子どもたちに大人気の真鍋博士。講演の後は、質問や著書へのサインに快よく応じてくださいました。

New!イベント開催報告 神奈川地学会 関東大震災百周年事業  

10月30日(日)「関東大震災による横浜の被災地を歩く」   (2022.10.30)

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現在の横浜の中心部は、百年前の関東大震災で死者2万人以上となった被災地です。

横浜の被災地は埋立地や台地斜面の地盤災害と強風による大規模火災に特徴があります。今回は横浜市震災誌や横浜火災延焼図を読み解きながら、「古き横浜の壊滅」の著者O.M.Poole氏が火災から避難した足跡、当時の状況を辿りました。

講 師 相原延光 会員 
日 時 2022年10月30日(日)10時〜16時
参加者数 17名

開会説明

相原講師 「古き横浜の壊滅」の著者アメリカ人貿易商O.M.Poole氏が火災から避難した足跡を辿る巡検の趣旨説明。

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関東大震災時の横浜の町並みを大正10年の地形図で歩く,プールさんの著書「古き横浜の壊滅」を紹介。

ポイント1 砂州地形と埋立地の地盤と台地        
 日本大通り駅〜大桟橋入り口付近の神奈川県測候所跡地

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大桟橋入口付近にある震災前の写真を解説

ポイント2 開港広場の水道管遺構〜横浜の大火と日本大通り

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関東大震災の火災延焼を図で追う。慶応2年(1855年)に現在の横浜公園(当時港崎遊郭)の東にあった豚肉屋からの出火(豚屋火災),この教訓から日本大通りが防火帯として整備された。

ポイント3 横浜公園

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関東大震災で横浜公園では横浜市役所付近の水道管が破裂して浸水したという.

かつてこの場所は沼地〜湿地の埋立地であり,軟弱地盤の液状化が原因である可能性が高い.避難場所として6万人もの人々が逃げ込んだが,高熱の火災旋風により,命からがら人々は逃げって助かったというのが現実であろう.

O.M.プール氏の逃避行ルートを中華街〜百段公園〜港の見える丘公園(旧英国海軍病院)を歩く百段公園で当時の中華街〜居留地の通勤ルートとなっていた階段の説明

ポイント4 台地と土砂災害、ブラフ積み使用された房州石

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  〜山手通り〜横浜地方気象台〜港の見える丘公園山手居留地のフランス式煉瓦積みの遺構。地盤が斜面の方向に滑っている様子。

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横浜地方気象台はかつての米国海軍病院で,病院敷地を囲む擁壁は千葉県の鋸山から切り出された房州石を使用。

ポイント5  大火から逃れたフランス山下急崖の脱出ルート

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プール氏らは南と北の低地からの火災に挟まれようにして追い詰められ,高さ37mのテニスコートの網を伝わって急崖を降りた。崖の地層の幅60cm程度の僅かなステップ(道ではない)を伝わり,がけ崩れの場所を降りた。

相原講師の緻密な資料解析にもとづき、地震、地盤、気象、火災の複合災害であった関東大震災の遺構を巡り、その実態理解に迫った巡検でした。


活動報告オンライン講演「電視観望の試み」(2022.08.03)実施しました。

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oomによるオンライン方式により新潟県胎内市星祭り会場の講師鳫 宏道氏の望遠鏡と会員家庭のパソコンをオンラインで繋ぎ、ご講演をいただきました。(2022.09.21)

講師:鳫 宏道(がん ひろみち)氏 (星槎大学 学芸員)

日時:8月27日(土)20:00~21:00(入室は19:45から)

当日は好天に恵まれず、「実天観察志向のオンライン活動」という演題で、新時代の望遠レンズとオンラインを活用した天文観察活動と教育活動の実践についてお話をいただきました。

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晴天であれば、使用予定だった、新潟県胎内自然天文館観測室の6mドームの中にある
60cm反射望遠鏡。新潟県で最大級、県内の公開施設としては3台目。

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電子観望で捉えたM45散開星団「すばる」

ビデオ流星カメラで流星も捉えることができる。

鳫 宏道氏 ご講演要旨「実天観察志向のオンライン活動」

・2020年から星槎大学の大磯キャンパスで学芸員として活動された。
・星槎中学・高校生と地域学習センターの天文クラブの活動を指導されたが、
 新型コロナ感染症対策で、オンラインでの観察活動を開発することになった。
・大学のネット配信システムを活用し、オンライン電子観望の実践を積まれている。
・キャンパスの中庭でライブでの天体観測を子ども、保護者も一緒に展開した。
・今後も星座レベルから天体の観察までオンライン電子観望を展開したい。

電子観望映像をご提示いただき、恒星の誕生する領域、若い星たちの集団、壮年期の星、老年期の星、恒星の最後の姿や、電子観望・オンライン授業の機材や使用法なども含めて豊富な画像でご説明いただきました。
実天体観察を重視しながらも、デジタル機器、オンラインを活用し、新しい時代の地学教育活動の可能性について学ぶことができました。

活動報告2022年度ジオツアー「江の島の地層と地形」

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2022年6月19日(日) 好天のもと開催!

 【巡検趣旨】2023年は、関東大震災100年となりますので、本会としても、昨年の根府川震災遺構巡検をはじめ、大正関東地震の実態への理解を地学的視点からも深化させる活動を展開しております。新年度最初の巡検は、大正関東地震で隆起した海食台に囲まれた江の島にて、葉山層群,三浦層群,相模層群の地層、災害地形などを観察しました。

1 日時 2022年6月19日(日)10時~16時 
2 場所 片瀬江ノ島駅⇔江の島
3 内容 江の島の地層と地形
4 コース
片瀬江ノ島駅 集合~江の島入口(トイレ)~西浦漁港~児玉神社下~奥津宮(トイレ)~岩屋周辺(昼食・トイレ)~山二つ
~聖天島(トイレ)~釜の口(南岸)~延命寺~湘南港北緑地広場(トイレ)~片瀬江ノ島駅 解散
5 参加実績 神奈川地学会会員 16名
6 講師 平塚市博物館 学芸員  野崎 篤 氏

👉チラシダウンロード

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約100年前の大正関東地震で1m以上隆起して陸化した波食台。
プレート境界の上にあるこの地域の地殻変動の激しさを体感できる。

(1)江の島に見られる露頭

(葉山層群、三浦層群、古相模川由来の河成段丘堆積物や関東ローム層

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微化石から1500万年以上前の年代を示す葉山層群の上部に
関東ローム層。白い帯は箱根火山からの軽石層で年代推定ができる。
10万年前には陸化が始まり、ローム層を堆積させたと考えられる。

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葉山層群上部にある三浦層群を観察する。

(2)江の島南岸の海食洞や隆起波食台、延命寺の崩落地形

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江の島南岸の海食洞や隆起波食台を観察。葉山層群の多様な堆積状態と
元禄関東地震、大正関東地震で隆起した波食台、海食洞の地形を観察。

梅雨の晴れ間の夏日ではありましたが、好天。関東平野の形成に重要な
役割を果たした葉山層群の隆起、相模川の河床であった時代、
関東ローム層の堆積、関東地震による隆起地形などを楽しく観察できた
充実した巡検でした。


👉2021年度活動報告・写真レポート

👉2020年度活動報告

👉2019年度活動報告・写真レポート

👉2018年度活動報告・写真レポー

投稿募集

会誌「神奈川地学2022」投稿募集

神奈川地学会の会誌「神奈川地学」の原稿は随時募集しています。地学に関する論説、総説といった学術性の高い内容のものだけでなく、実践報告、旅行記や参加記、おすすめの本紹介などの投稿も大歓迎です。

1.投稿資格

・神奈川地学会の会員は、「神奈川地学」に投稿することができます。
 非会員との共著もできます。
・本会や編集委員会から会員または非会員に投稿の依頼することがあります。

2.投稿原稿の種類

・表紙写真およびその解説   ・論説(研究論文)、総説

・調査報告、露頭などの観察記録     ・教材研究や教材紹介

・講座などの実践報告    ・紀行文   ・参加記

・本の紹介  ・その他、エッセイなど地学に関する記事

👉 投稿の手引き詳細

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