〜変動する神奈川の大地を科学する〜
HP: es-kanagawa.com
神奈川県は、地球上のプレートが複雑に重なる位置にあり、その地層、地形は現在進行形の地殻変動を生々しく物語っています。動く大地の真相を探究し、神奈川県における地学の進歩および普及をはかることを目指します。
New! 4月20日総会議案書を公開しました。(2024.4.18)
New! 更新情報
・「神奈川の地学広場」のプログラムを公開しました。(2024.4.8)
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神奈川地学会2024年度「神奈川の地学広場」
2024年度の「神奈川の地学広場」を、4月20日(土)に生命の星・地球博物館講義室にて開催いたします。
今回の「神奈川の地学広場」では、研究発表会、文献交換会、さらに懇親会を予定しております。発表はこれまでと同様に会員に限られますが、研究発表会や文献交換会、懇親会への参加は一般の方も歓迎します。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。参加の方は、つぎのフォームから事前申込をお願いします。
2024年度総会および神奈川の地学広場 第2次案内
会員も一般の方も、参加申込みが必要です。参加申込の締切は4月19日です。
神奈川地学会2024年度「神奈川の地学広場」プログラム
👉神奈川地学会2024年度「神奈川の地学広場」プログラム(詳細2024.4.8)
日時:2024年4月20日(土)
会場:神奈川県立生命の星・地球博物館 講義室(小田原市入生田499)
10:30-11:30 総会(総会終了後から開場)
2024(令和6)年度神奈川地学会総会資料
(総会終了後から開場)
11:40 開会のあいさつ、事務的連絡等
○文献交換会
11:50 文献交換会
文献交換会:持ち寄った文献類を無料で配布します。
#昼休み(文献交換会、ポスター等自由見学)
○研究発表会
12:55 研究発表会:座長あいさつ
13:00-13:20 日本列島をつくろう!〜クラス全員参加型地学パフォーマンスの提案〜
鷲山龍太郎(防災塾・だるま)
13:20-13:40 横浜山手の崩壊と震災跡地を歩く-市立元街小学校の震災を中心として-
相原延光(関東学院中学校高等学校)
13:40-14:00 縄文時代の石材の給源と物流を推定する
須藤 清
14:10-14:30 小田原市郷土文化館が所蔵する箱根ジオパークの石材サンプル
一寸木 肇(大井町教育委員会)
14:30-14:50 神奈川の石材データベース構築に向けて―多様な記録手法の模索―
田口公則(生命の星・地球博)・山下浩之(生命の星・地球博)
・丹治雄一(神奈川県立歴史博)・西澤文勝(生命の星・地球博)
15:00-15:20 ドローン撮影とフォトグラメトリーによる地質柱状図の作成
柴田健一郎(横須賀市博)・西田尚央(東京学芸大)
松川正樹(東京学芸大)
15:20-15:40 南足柄市黒白地域の火砕岩
中村俊文(南足柄市教育研究所)
15:40-16:10 ポスター等自由に見学、文献交換会
16:10 閉会の挨拶
16:25 撤収終了
文献交換会……無償でお渡しできる余剰文献や図書・雑誌等を持ち寄り、欲しい方に自由に持ち帰ってもらいます。ただし、残った場合は、必ずお持ち帰り願います。出品予定者は、4月13日(土)までに神奈川地学会webサイトから申し込む。
<お知らせ>
※ 総会の資料は、当日配付の他、神奈川地学会webサイトに公開する予定です。
※ 総会時に会費(1200円)の納入も受け付けます。手数料のかからないこの機会をご利用ください。
※ 発表会終了後、懇親会も予定しております。参加ご希望の方は、神奈川地学会webサイトをご確認ください。
<問合せ先> 神奈川地学会 会長 谷 圭司
イベント報告
神奈川地学会主催講演会「長谷川善和先生、骨を語る」開催
日時:2023年11月12日(日)13:30~15:00
講 演 横浜国立大学名誉教授 長谷川善和 博士
司 会 国立科学博物館 真鍋 誠 博士
聞き手 国立科学博物館 甲能 直樹 博士
共催の地球博を会場に、大型古生物研究の大家、長谷川善和先生をお招きしてご講演をいただきました。横浜国立大学で教鞭を執られていた当時の愛弟子の真鍋博士、甲能博士にも加わっていただき、夢のような講演会が実現しました。
話題の中心は、2023年に報告された静岡県で発見されたトラの化石についてでしたが、一つの化石から得られる情報の難しさや研究の面白さなどについて、豊富な研究成果の中から様々な事例を用いて、来場の小学生にも大学生にも分かり易くご説明いただきました。
長谷川先生のエネルギッシュなご講演に、研究にかける情熱が伝わってくるとともに、優れた研究者を輩出された研究室のゼミの様子を拝見しているようにも思えました。
日本の古生物研究のレジェンド、長谷川博士が、化石との出会いのドラマや、
骨からの種の見分け方のポイントを熱く語られました。
真鍋博士の司会のもと、長谷川博士と甲能博士との対談で
化石研究の真髄に迫りました。
講演終了後、ファンの子どもたちなど参加者と交流の時間をいただきました。
活動報告
「ぼうさいこくたい2023in神奈川」へ出展 盛況でした
「ぼうさいこくたい」は、全国の防災に関する活動をしている諸団体の情報交換と交流を目的とした大会で、本年度は9月17日(日)18日(月・祝)の2日間、横浜国立大学を会場に、神奈川県で開催されます。そこで神奈川地学会としても、地学的な見地から、防災への提言をすべく、参加をすることになりました。具体的には、門田真人氏に「関東大震災を引き起こした神奈川の大地と地質『丹沢の谷にサンゴの化石』」、相原延光氏に「複合災害としての関東大震災~地盤災害と同時多発火災~」と「関東大震災の被災地を歩く/関東大震災の震源域の遺構から学ぶ防災」についてj実物・ポスター展示をもとに発表しました。2023.9.25
大会参加者は、一万六千人と発表。多くの人が会場を訪れ、化石、岩石に触れたり、地学会会員との交流を通して、神奈川県の生い立ちと関東地震との関係に興味をもって学ぶ様子が見られました。
防災推進国民大会「ぼうさいこくたい2023」神奈川地学会マイページ
ぼうさいこくたい2023「オリジナルセッション神奈川Os7」独自HP
(神奈川地学会出展 講演要旨・資料リンクあり)
大正関東地震が神奈川直下のプレート境界型地震で
あったことを、南海からプレートに乗って運ばれてきた
サンゴ化石などで説明。
教育学部等101講義室後方に貴重な化石類を展示
多くの参観者が視察
堀井学内閣府副大臣も興味深く視察
神奈川地学会ぼうさいこくたいチラシダウンロード
ぼうさいこくたい2023KANAGAWA公式HP
活動報告
水の力が育んだ秦野
〜関東大震災から100年、台地の街並みをめぐるジオ散策〜 開催しました
大正関東地震から100年となる節目に秦野をめぐります。水無川扇状地に作られた台地と水利、水道整備や関東大震災からの復興をきっかけとする看板建築といった街並みの歴史など、地学的、歴史的、地理的な視点で秦野を堪能する街歩きをしました。
◇月日:2023年7月9日(日)
◇参加:18名
◇コース予定:秦野駅→弘法の清水(秦野盆地の湧水)→軽便鉄道跡→命徳寺(水無川の河岸段丘と段丘崖)→片町通り(五十嵐商店)→本町四ツ角→鴨居稲荷→イオン(専売局)→さかえちょう公園→曽屋神社(水神)→曽屋水道記念公園→天徳寺→本町小→秦野駅(解散)
◇案内者:田口公則会員(県立生命の星・地球博物館)
報告 2023年度神奈川地学会総会開催 5月28日(日)
全議案が承認され、新年度体制がスタートしました。
神奈川県立生命の星・地球博物館講義室に久々の対面で開会。
2023年度役員挨拶 谷圭司 新会長を代表とする新体制発足。
話題提供 一人15分で多様な地学研究や実践を発表。
笠間友博前会長による博物館周辺巡検
「入生田周辺の堆積物観察会」
投稿募集
会誌投稿募集
神奈川地学会の会誌「神奈川地学」の原稿は随時募集しています。地学に関する論説、総説といった学術性の高い内容のものだけでなく、実践報告、旅行記や参加記、おすすめの本紹介などの投稿も大歓迎です。
1.投稿資格
・神奈川地学会の会員は、「神奈川地学」に投稿することができます。
非会員との共著もできます。
・本会や編集委員会から会員または非会員に投稿の依頼することがあります。
2.投稿原稿の種類
・表紙写真およびその解説 ・論説(研究論文)、総説
・調査報告、露頭などの観察記録 ・教材研究や教材紹介
・講座などの実践報告 ・紀行文 ・参加記
・本の紹介 ・その他、エッセイなど地学に関する記事
👉 投稿の手引