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「富士山宝永火口巡検」報告

1 日時 2019年10月6日(日)8:00~15:00 決行

2 集合・受付 JR御殿場線御殿場駅改札付近8:00

3 見学地・宝永火口

伊豆ジオ中型バス貸し切りで御殿場駅8:15→富士宮口5合目9:45→徒歩で宝永火口巡検→5合目下山13:30→御殿場駅15:00

4 案内 門田真人氏(元神奈川地学会会長)、西澤文勝氏(生命の星・地球博物館学芸員)

国土地理院地図 基本図+陰影起伏図合成3D機能に加筆

5 参加者 28名

 朝8時に御殿場駅集合。参加者は意気込み満々でバスは満員。宝永火口2500m地点を目指しました。バス中より門田氏が確立した巡検ルート説明、続いて今年生命の星・地球博物館学芸員に着任した西澤文勝氏の噴火メカニズムから噴火の経緯がわかる説明を受講。
 小雨模様での出発でしたが、樹林帯を抜けて宝永第二火口の縁に到着すると、霧が晴れて、宝永第一、第二、第三火口まで見渡すことができました。続いて宝永山の山頂である赤岩、宝永噴火の岩脈と考えられる「十二薬師」が姿を現しました。その後第一火口まで登り、第一火口火口底にて昼食。
 初めて宝永山に到達した参加者からはたいへん感激したとの感想。何度も訪れた参加者も、充実した講義と案内で理解を深めることができたとの感想。
 帰路は雨が続きましたが、朝8時という早い設定が功を奏し、観察目標を十分に達成できた巡検でした。

霧が晴れ、姿を現した宝永第一火口(中央)と第二火口(右手)
生命の星・地球博物館学芸員西澤文勝氏(中央オレンジ色ジャケット)の解説で火山学の基礎から、宝永噴火の実像と最新の学説を学んだ。

宝永山の頂である「赤岩」が姿を現した。
富士山の登山経験の深い門田真人氏(中央赤いヘルメット)はこの日に向けて、
下検分を行い、安全なルートで参加者を導いた。

宝永第一火口の上に姿を現した「十二薬師」北西ー南東方向に圧縮するフィリピン海プレートの進行方向に沿って貫入してきたマグマの様子を見ることができる。

飯島幹事手製の神奈川地学会フラッグ登場!これから巡検集合はこの旗印のもとに。

👉その2 宝永第二火口へ

👉その3 宝永第一火口の底にて


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